ベルリンに到着した日の夜にモーツァルトの『魔笛』を聴きに行きました。でも、全く印象に残っていません。写真も撮りませんでした。ミュンヘンから7時間近い列車の長旅で疲れていました。第一幕だけで帰ろうかと思ったほどでした。劇場も本来の劇場が改装中のため、シラー劇場での公演です。この劇場が市民ホールみたいで全く雰囲気がありません。舞台セットも中学校の学芸会みたいでした。しかし、楽しめなかったのは私だけで他の観客は大いに楽しんでいた様子です。年末に家族で楽しむには絶好のプログラムなのでしょう。ドイツ語のオペラであり、モーツァルトなのですから、ドイツ人にとって楽しくないはずがありません。私は完全にアウェイだったのです。
ベルリンドイツオペラ
このオペラハウスでも『魔笛』を観ました。この日は体調もよく、やっと楽しめました。演出も現代的で理解しやすい公演でした。先のベルリン国立歌劇場がドメスティックな印象に対し、ベルリンドイツオペラはインターナショナルな印象で私にはこちからの方が好みかな。



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