2015年2月26日木曜日

ドイツ音楽旅行-03

ベルリン国立歌劇場
ベルリンに到着した日の夜にモーツァルトの『魔笛』を聴きに行きました。でも、全く印象に残っていません。写真も撮りませんでした。ミュンヘンから7時間近い列車の長旅で疲れていました。第一幕だけで帰ろうかと思ったほどでした。劇場も本来の劇場が改装中のため、シラー劇場での公演です。この劇場が市民ホールみたいで全く雰囲気がありません。舞台セットも中学校の学芸会みたいでした。しかし、楽しめなかったのは私だけで他の観客は大いに楽しんでいた様子です。年末に家族で楽しむには絶好のプログラムなのでしょう。ドイツ語のオペラであり、モーツァルトなのですから、ドイツ人にとって楽しくないはずがありません。私は完全にアウェイだったのです。

ベルリンドイツオペラ
このオペラハウスでも『魔笛』を観ました。この日は体調もよく、やっと楽しめました。演出も現代的で理解しやすい公演でした。先のベルリン国立歌劇場がドメスティックな印象に対し、ベルリンドイツオペラはインターナショナルな印象で私にはこちからの方が好みかな。






2015年2月25日水曜日

ドイツ音楽旅行-02

Le Meridien Park Hotel
フランクフルトのメリディアンは初日と最終日に泊まったのですが素晴らしいホテルでした。wifiが繋がらないとフロントに電話したらわざわざ部屋に来て設定してくれたり、フランクフルト中央駅まで荷物を運んでくれたり、部屋をアップグレードしてくれたり、チップを渡したら「ありがとう、おおきに」なんて言うし。

















フランクフルト中央駅
ドイツの長距離列車は予め出発ホームが決まっていて、印刷された時刻表に番線が書いてあります。フランスとは違うんだなぁと妙に納得。黄色い紙に小さい文字で全ての列車が時刻順に記載してあります。ドイツらしいきっちりとしたシステムですが、実はこのことが後日ライプツィヒで裏目に出ることになります。












バイエルン国立歌劇場 
クリスマスの余韻が残る雨上がりのミュンヘンの街を歩いて劇場に到着です。
いかにもオペラハウスといった佇まいです。終演後劇場を一歩でたら一面雪景色で驚いたのと同時に歩くのが躊躇われましたがドイツ人は平気な顔して歩き出します。私も意を決して歩き出すとすべりやすい革靴なのに普通に歩けます。東京とは違い雪がサラサラしてしるので全く滑りませんでした。
ドイツ最初のオペラはビゼーの「カルメン」。子供の頃に観た映画「がんばれ! ベアーズ」の中でふんだんに使われていたので大好きな音楽ですが、オペラとして観るのは初めてです。












インテリアも素敵です。今回は4つのオペラハウスを訪れましたが、個人的にはバイエルンが一番良かったです。建築としても素晴らしいし、運営・プログラム・演出・歌手陣にもインターナショナルな方向性が感じられて素直に聴けました。日本人のソプラノ中村恵理さんを聴くことができたのが何よりも良かったです。














2015年2月23日月曜日

ドイツ音楽旅行-01

ドイツへ
ANAのマイレージプログラムが4月から変更されてファーストクラスの特典航空券の必要マイルが1.5倍くらいになるため、11月にダメ元で年末のフライトの予約を入れました。12月に入り「やはり無理かな」と諦めていたら「お座席の用意ができました」メールが届いてびっくり。やっぱりANA大好き。
今回は羽田のANA SUITE LOUNGE を利用できました。クリスマスのフライトだったのでレセプションもサンタ帽を被っていました。ANAカラーのブルーなのが可愛いかったなぁ。




















ラウンジはガラガラでした。やはりビジネスラウンジよりもゆったりしていてゴージャス感があります。

















普段お酒は飲まないのですが、今回は記念にKRUGを頂きました。素晴らしく美味しいシャンパンです。テーブルにうっすらと映っているのがサーブして頂いたチーフパーサー。とっても美人で降りる時にメッセージカードを頂いて感激。私のハートはすっかり鷲掴みされました。

















前菜はキャビア、メインは魚料理をチョイス。食事中のワインを積極的に勧めてこなかったのは私がお酒を飲まないことを知っていたのかな。過去のフライトではお酒を断っていたから。いづれにせよ、嬉しい気遣いです。