3月に放送されたNHKスペシャルで知った作曲家 佐村河内守さんの交響曲第一番HIROSHIMAを池袋の東京芸術劇場へ聴きに行きました。私より3歳年上のこの作曲家は2001年から2003年にかけてこの曲を作曲したそうです。多くの困難を抱えながら一人闇の中に留まり、ひたすら真実の音を探し求めながらこの交響曲は完成しました。私はこの一年間CDで何度もこの交響曲を聞いてきましたが、ひとつひとつの音に込められた思いの深さを実際の演奏を聴いて改めて感じることができました。この交響曲を聴くと
『祈ることと音楽は同じである』という思いを感じます。言葉や音楽はコミュニケーションや表現の手段としてではなく
『祈りの発露』として誕生してきたのではないかと考え始めています。
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