中学生の頃、ソニーからウォークマンが発売され、音楽を外へ連れ出せることに興奮したことを覚えている。
高校時代にCDが発売され、やがてアナログ盤はCDに置き換わってゆくことになる。この頃から音楽はヘッドフォンで聴くものとなり、スピーカーの前で音楽に向かい合うことは少なくなった。
今や名刺サイズのウォークマンでMP3の音楽を聞くのが当たり前になった。音質もバッチリだ。
しかし、本当にこれで良いのだろうか。便利さや手軽さと引き換えに何かを見失っているような気がする。人生は短い。折り返し地点はもう過ぎたはずだ。今までたくさんの勇気と感動を与えてくれた音楽にこれからはもっと真面目に向き合いたい。
ただ聞くだけの音楽であってはならない。そこから何を受け取ったのかが大切なのだ。


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